目標は2㎝!厚みのあるきれいなパンケーキを焼くコツ
GWをいいことに食べてばかりいます(順調に太っています)。
今日のおやつはパンケーキ。(きのうはフルーツサンドだったのに)
4月から三回目のパンケーキです。
パンケーキは簡単と言えば簡単なのですが、パッケージの写真のようなこんがりきつね色で厚みのあるパンケーキを焼くためにはちょっとしたコツが必要です。
一回目のパンケーキ
これもおいしいんだけど、イメージとちょっとちがう…。もっときつね色で厚みがあって、食べた時にフワッとしたパンケーキが食べたい…!
今日はそんな執念深い私が、三回挑戦してようやく習得したきれいなパンケーキづくりのコツを書きたいと思います。
材料
- ホットケーキミックス…200g
- たまご(中)…1コ
- 牛乳…130ml
それでは早速作っていきましょう!
1.卵白だけで泡立てる
…しょっぱなから『めんどくさっ!!』と思った方おられるかもしれません。
そうですよね。パンケーキってパパッと作れるところが魅力ですよね。
ここは「厚みを出す」という点においてはそこまで重要なポイントではなく、フワフワ食感のためのひと手間ですので、時間のある方だけチャレンジしてみてください。
卵黄と卵白を分け、さきに卵白だけフワフワに泡立ててメレンゲを作ることで、食べた時にフワフワ感が増します。
ハンドミキサーを使ってチョンとツノが立つぐらいまで泡立てます。
2.卵黄と牛乳を入れて混ぜる
POINT 粉は最後に!
その後、卵黄を入れて全体に混ぜます。
さらに牛乳を加えて、メレンゲがヘタらないように手早く混ぜます。
卵白だけの別立てが面倒くさいという方も、「まず卵と牛乳だけで混ぜる」という点だけは必ず守ってくださいね。
最初から粉を入れてしまうと膨らみません。
3.粉を入れて混ぜる
POINT 粉を入れたら混ぜ過ぎない!
ここがパンケーキの厚みを出すための一番重要なところ。混ぜ過ぎない事がいちばん大切なポイントです。
混ぜると「グルテン」が生成されて生地に粘りが出てしまい、膨らまなくなります。
粉を入れたら、「泡だて器で全体をすくって落とす」を3~4回繰り返します。
全然粉っぽさもダマも残っている状態ですが、それでOKです(上の写真ぐらい)。
もっと滑らかになるまで混ぜたい!!というのが親心(?)ですが、ぐっとガマンしましょう。
焼くとダマは無くなります。生地全体がぼってりしてる状態です。
4.焼きます
POINT 火加減は弱めの中火、油はしかない
フライパンを十分に熱したら、一度濡れぶきんの上に置いて冷まします。
火の強さを「中火の弱」ぐらいに落としたらフライパンをコンロに戻します。
この火の強さも重要です。弱すぎても強すぎてもきれいに焼けません。
中火と弱火の間ぐらい(写真ぐらい)がちょうどよいです。
テフロン加工のフライパンであれば油を敷く必要はありません。油を敷くとマダラになってしまいます。
テフロン加工の無いフライパンの場合は、うすーく油を敷いて、ティッシュでふき取ります。
POINT 生地は高い位置から落とす!
お玉に生地をすくったら、できるだけ高い位置からフライパンに落とします。
低い位置から落とすときれいな丸になりません。
またお玉が長細い形のものは、お玉がフライパンに対して縦になるように、お玉の先端から生地が落ちるように気を付けましょう。
お玉が横になっていると生地も横に流れてしまいます。
POINT 焼きすぎない!そしてひっくり返す時は思い切って!
焼きすぎるとふくらまないばかりか、裏面が美しいきつね色になりません。
タイミングを見失わないように注意しましょう。
生地にプツプツと3~4個穴が開いてきたら、チラッとフライ返しを使って焼き色を確認します。
きれいなきつね色になっていたら、フライ返しをスッと差し込んで「ペンッ」と勢いよく、フライパンに垂直になるように返します。
「返し」の着陸が斜めになってしまうと膨らみ方も斜めになってしまいますので気を付けましょう。
ひっくり返すと「プクー」と生地が膨らみます。
1~2分で裏面も焼けたら完成です!
完成
厚みがあってきれいなきつね色でフワフワ食感のパンケーキの完成です!
ポイントをおさらいすると…
- POINT 粉は最後に!
- POINT 粉を入れたら混ぜ過ぎない!
- POINT 火加減は弱めの中火、油はしかない
- POINT 生地は高い位置から落とす!
- POINT 焼きすぎない!そしてひっくり返す時は思い切って!
…です! 簡単そうに見えてけっこう難易度高いですよね…。
奥深し…。パンケーキを作るときはぜひ参考にしてみてくださいね!