学園都市国立、大人のお花見散歩コース


所要時間 4~5時間
おすすめの季節 春
予算 2000円~
更新:2020年3月11日

皆さんは中央線沿線の町、「国立(くにたち)」をご存知でしょうか。
私は生まれも育ちも東京(の下町)なのですが、30歳を過ぎて中央線沿線に住むまで「国立」という街の存在を知りませんでした。
名前の由来は「国分寺と立川の中間だから国立」だそうです。安直…!

どんな町?

国立は新宿から中央線で約30分ほど。
一橋大学や、桐朋学園、都立国立高校などの難関名門校、国立音大(現在は移転)や、少し離れたところには武蔵野美術大学などもある学園都市です。
若者のエナジーと文化的な空気が街中に満ちています。
落ち着いた雰囲気に包まれていて、一言でいうと「ちょっと親しみやすい田園調布」でしょうか…?
インテリで上品だけど、お高く止まってはない「国語の先生」…そんなイメージです(よくわからない例えですいません)。

みどころ

国立のシンボルとなるのは、何と言っても駅から一橋大学方面に真っ直ぐに伸びる「大学通り」です。
春はみごとな桜並木で、冬はイルミネーションに輝きます。
今日はそんな大学通りを中心に、国立のお散歩コースをご紹介いたします。

「長距離を歩くのは自信がない」という方には、駅前のレンタサイクル「Suicle(スイクル)」を使うことをおすすめします。
事前に会員登録が必要ですが、サクッとスイカで借りられて、一日乗っても600円です。


コースの概要



高倉町珈琲でリコッタチーズパンケーキ

文化人が多く暮らしている国立は、カフェや喫茶店のメッカ。
純喫茶の老舗と言われる「ロージナ茶房」をはじめ、国立のシンボルのひとつ「白十字」や、スタバ、ドトール、エクセルシオールはもちろんのこと、近年ではコメダ珈琲や星乃珈琲も登場しました。
そんな中で私がお気に入りなのは高倉町珈琲です!
「チェーン店でしょ?」と侮ることなかれ……。

激押しがモーニングリコッタパンケーキセットです。
通常880円~1000円ほどする絶品リコッタパンケーキが、モーニングセットだと飲み物代+480円で食べれちゃうのです。
出だしから急にみみっちいと言われそうですが…地元民としてイチオシです。
駅を出て学園通りに向かうとすぐそこです。
並木道沿いの席が空いていたらラッキー。
桜並木を見下ろしながら、ゆったり満たされた時間を過ごせますよ。
モーニングセットは朝11:00まで。
休日は少し早起きして、お得気分で最高においしいものを食べることから初めてはいかがでしょうか。

学園通りを花見歩き

学園通り沿いを桜を眺めながらお散歩しましょう。
並木道の下は広めの緑地帯になっていて、そこでレジャーシートを広げてお花見することも可能です。
上は桜、下はチューリップや菜の花など、色とりどりのお花に囲まれてうっとりです。
学園通り沿いにも雑貨店やカフェ、洋菓子店など、様々なお店がありますから、ぶらぶら眺めながら歩いても楽しいですよ。

ずっと端まで行くと和菓子の店「青木屋」が路上でお団子を売っています。
ベンチに腰掛けてお花を見ながらお団子を食べても良いですね。
学園通りの端まで来たら、少し引き返して横断歩道を登り、学園通りの西側に向かいます。
横断歩道からは両脇の並木道を見渡せて壮観ですよ。



一橋大学から国立西部へ

ここから花見ウォーキング折り返しです。
すてきな街灯やおしゃれな分譲住宅地、広い緑地など、桜を眺めながらボーッと歩くのに最適なお散歩道です。

さらにしばらく進むと一橋大学キャンパスが見えてきます。
一橋大学のキャンパスは自由に入ることができるので、親子連れの家族などがピクニックをしていたりしますよ。
キャンパスを通り抜けて国立西部に足を伸ばしてみましょう。

こだわりのお店「カゴアミドリ」&「フードムード」

一橋大学の国際交流会館前から住宅地をずっと真っ直ぐ歩くと、「富士見通り」に突き当たります。
富士見通り沿いのちょっとレトロなビルに「からだにいいおやつ」を作るパティシエとして有名ななかしましほさんの菓子店「フードムード」があります。
こだわりのシフォンサンドやお土産にもできるクッキーなど、ホッとできる安心なおやつを扱っています。
飾らない素朴なデザインはなかしまさんの夫、デザイナーでありイラストレーターでもある中島基文さんがてがけていて、パッケージもおしゃれ。お土産にも喜ばれますよ。
飾らないのにとってもかわいい存在感のあるお店です。

 

そして同じビルの二階には、世界のかごを取り扱うおしゃれなかご専門店「カゴアミドリ」があります。
世界中のこだわりのかごが並んでいて、ものづくりへのリスペクトを感じるすてきなお店です。
国や地域、用途によってこんなに色んな「かご」があるんだなあと感動しますよ。
「かごを探している」という方はもちろん、かご以外にもわら雑貨や日用品など素敵な商品がたくさんありますので、雑貨好きのかたはぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

こだわり食器との出会い「黄色い鳥器店」

富士見通り沿いをしばらく歩いて、駅方面に向かいます。
富士見通り沿いにもこじゃれたスーパーマーケットやコインランドリー、カフェなど様々な味わいあるお店があります。
途中、国分寺野菜を扱うこだわりの八百屋さん「しゅんかしゅんか」や「アカリベーカリー」さん「国立本店」など、ちょっとプラッと入ってみたくなる味わいあるお店がたくさんありますので立ち寄ってみてもよいですね。

線路下を通って少し行くと、小さいビルの二階に「黄色い鳥器展」があります。
可愛らしい味わいのある看板が目印です。
こちらは味わい深い個性的なお皿やこだわりの雑貨と出会えるお店です。
インテリア照明なども取り扱っていますよ。


植物と暖かい照明が出迎えてくれるおしゃれな店内で、なんだか非日常的です。
ボーッと店内を見ていると店長がお茶を入れてくれることも。
このお店の上にはギャラリースペースもあり、運が良ければ作家さんの展示も見ることができますよ。


以上、国立のお散歩コースご提案でした。
ゆっくり歩いて、こだわりのものと出会える町。心も体もリフレッシュできる落ち着いた大人の町です。
帰りに駅ナカ「nonowa国立」のパン屋「キイニョン」のスコーンを買って帰るのもおすすめですよ。
バターの風味がふんわりとおいしいスコーンで…。
ぜひ一度国立散歩してみてくださいね。桜の季節はもちろんのこと、新緑のグリーンもすてきですよ。




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