ハンガーフックが足りない方におすすめアイテム

ハンガーフックが足りない……

突然ですが皆様のお宅はコートなどをかけるハンガーフック、足りていますか?
我が家は賃貸なのですが、コート類のハンガーフック不足に頭を悩ましていました。決して広い家ではないため、コートハンガーを買って置くようなスペースもありません。
今日はそんなハンガーフック不足でお悩みの方に、イチオシのアイテムをご紹介します。
ズバリ、長押(なげし)ハンガーフックです!

長押ラック用 コートフック

メーカー ベルク
サイズ W27×H55×D56
安全荷重 3kg
素材構成 木塗装・スチール塗装
生産国 日本
価格 770円+税
カラー ナチュラル・セピア

買う時は「うーん…フックが1個だけで770円ってけっこう高いなあ…」と躊躇したのですが、買って大正解でした。
ご自宅に「長押」がある方はぜひご検討ください!
詳しく説明していきます。

 

そもそも長押(なげし)って何?


「長押(なげし)」というのは、日本の和室の壁などによくある、長細い板張りの部分です。(図まで描いてしまいました…)
長押は木の板なので、コンクリの壁と違って画びょうなども刺さります。ここに時計をかけたり、額を飾ったりと色々と使えて便利です。
長押は横から見ると、図のように小さい溝があります。
長押ハンガーフックは、この溝にひょいとひっかけるだけで使えるフックなのです。
我が家の長押は溝が浅いため、フックの上部が飛び出しています。
長押の溝が深ければ直接ハンガーをかけても良いのですが、我が家では溝が浅いためにダウンジャケットなど厚みのあるものをかけるとすぐにハンガーごと落ちてしまい悩んでいました。
ただし、長押の無いお家には使えませんのでその時は別の方法を考えましょう…。


 

このフックの魅力

ひっかけるだけですぐ使える

この商品の一番の魅力は「穴あけが不要、長押にかけるだけ」というところ。
賃貸でも壁を傷つけることがないので気兼ねなく使えます。
ひっかけているだけなので、付けたり外したりも簡単で、お客さんが来た時だけサッと追加したり、模様替えするときにはパッと移動したりできます。

重みに強い

壁に穴をあけるタイプのハンガーフックなどは色々と販売されていますが、賃貸だと大きい釘穴をあけることはできません。
「穴が残りにくい」とうたわれた商品もありますが、そういう商品は逆に「重さに耐えきれずすぐ落ちる」というレビューが多くて心配…。
しかしこのハンガーフックは壁に穴をあけて支えているわけではないので、上からの重みにはとっても強いのです。
今まで一度も落ちたことがありません。

ズレない

こちらは無印の「ズレにくいフック」。残念ですが長押ではズレます。

我が家にはたまたま無印良品の「ズレにくいフック」という商品もあったので、これも長押に使っているのですが、こちらのフックは長押には向いていないようで、ハンガーをかけたり取ったりするときにしょっちゅうズレて外れ落ちてしまいます。
しかしこの「長押ラック用 コートフック」のほうは、横にズレることはほとんどありません。スチールの金具部分は1.5㎝ほどしっかりと幅があり、設置部分が垂直なので滑らないようです。ご安心ください。

かわいい

じつは長押にかけるフックというのは他にも色々あるのですが、このように木でできたナチュラルテイストのフックはほとんどありませんでした。
たいていはスチールだけのぶこつな長押フックです。
その分他の長押フックよりちょっと値段が高いですが、これを買ってよかったと思っています。
たまたま我が家の長押と同じ色だったということもあるのですが、ハンガー部分の木目がかわいいです。
滑らかな手触りに仕上げられていて、意外としっかり作られた木工雑貨という風情があり、「モノ」として長く使いたくなる愛着がわきます。

バリエーションも「ナチュラル」と「セピア」の二種類があるので、ご自宅の長押と相談して(?)より合いそうなほうを選んではいかがでしょうか。
「セピア」はわりと濃い目なので、より和の趣きが強いレトロなお部屋などにもよいかもしれません。
サイズも「大きすぎたらどうしよう」とも思っていたのですが、届いてみると大きすぎず小さすぎず、ちょうどよいサイズで大満足でした。

 


ご自宅でハンガーフックが足りなくて困っている方がいましたら、ぜひご参考にしてください。




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