作業時間は15分!ワンボウルで簡単スコーン

今日はボウルが一つあればだれでも簡単に作れるスコーンのレシピをご紹介します。
粉ものをふるったり、卵を泡立てたり…という作業が無いので、手作りお菓子に苦手意識のある方や、お子様でも楽しくチャレンジできると思います。
スコーンというと高温で一気に焼くのが一般的ですが、我が家は古めのオーブンレンジしか無いので、そんなお宅におすすめの裏ワザもご紹介します。

「追加計量」ができる電子計り(デジタルスケール)があるととってもスピーディですよ!
←私が使っている計りはこんな感じのやつです(ちょっと違うけど)。器を乗せた時点で重さを「0」にできるのが便利です。

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それではさっそく作っていきましょう!



材料(8コ分)

  • 有塩バター…60g
  • 薄力粉…150g
  • 強力粉…100g
  • ベーキングパウダー…5g
  • 砂糖…大さじ2
  • 塩…2つまみ
  • 牛乳…100ml
  • 卵…1コ
  • 打ち粉…少々

作り方

バター・牛乳・卵は直前まで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

1.牛乳と卵を混ぜる

計量カップに牛乳100mlを計り、溶いた卵の約3分の2を加えてよく混ぜ、計量カップごと冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
残りの溶き卵(約3分の1)は後でスコーンに塗るためとっておきましょう。

2.粉ものを合わせる

ボウルに粉ものをすべて(薄力粉・強力粉・ベーキングパウダー・砂糖・塩)加え、泡だて器で軽く混ぜておきます。
量りにボウルを乗せてから重さを「0」に設定し、粉ものを順に計量しながら加えていくと楽ちんですよ。

3.バターをサイコロ状に切って加える

バターを小さめのサイコロ状に切って、2のボウルに加えます。
小さければ小さいほどあとが楽ですよ。
このあたりでオーブンを温めはじめます。250度まで出るオーブンをお使いの方は250度に設定します。
250度にならない方は最高温度に設定します。我が家は古いオーブンレンジで200度(実質温度はもっと低そう)までしか設定できないので、200度です。

4.バターをひたすらすりつぶす

ボウルに入れたバターをひたすら指ですりつぶし、粉状にします。
大きいバターが無くなって全体にサラサラになるまで根気よくすりつぶします。
この作業がこのスコーンづくりで唯一ちょっとめんどくさい作業です。(といっても10分ぐらいの作業ですが)

フードプロセッサーがある方はフードプロセッサーを使ってもよいです。
バターをすべてすりつぶすと粉チーズのような雰囲気になります。

5.牛乳と卵を加えてまとめる

1の牛乳と卵を混ぜた液を4のボウルに加えて、ヘラなどで切るようにしてまとめます。
全体に粉っぽさが残っていて、まとまりきらない状態で大丈夫です。
ここでしっかり混ぜ過ぎてしまうと、焼いたときに膨らまなくなります。

←こんな中途半端な感じでOK

6.スコーンを成型する

ボロボロ状態でOKです!

打ち粉をしたまな板に5の生地を乗せ、手で押しながら広げて半分に畳みます。

ベタ付くようであれば打ち粉をしながら、広げてまた半分に畳み…という作業を全部で3~4回ぐらい繰り返します。

できたら包丁で8等分します。
型抜きを使う方は型抜きで。ふたつの丸に分けてからそれぞれ十字に切り目を入れて4等分すると、三角のスコーンになります。
(こうして見ると私の切り方はちょっと雑すぎますね…。すいません…)

7.焼く

1の残りの卵液をスコーンの表面に塗って、温めたオーブンで焼きます。
250度まで出るオーブンの場合は250度で15分~20分。
200度までしか出ないオーブンの場合は25~30分焼きます。
オーブンの温度が低くて焼き色があまり付かない場合もそのままで大丈夫。
じゅうぶん膨らんでいること、竹串で刺して火が通っていることを確認してオーブンから出しましょう。

完成!

完成です!
焼き色がついていない場合は、食べる直前に電子レンジで20秒チンして、トースターで1~2分焼くと丁度良い焼き色が付き、おいしくいただけますよ。
素朴で控えめな味わいなので、ジャムなどをつけてお召し上がりください。
牛乳が切れている時に、牛乳のかわりに「飲むヨーグルト」を使ったら、全体的にコクが深くなりました。(ヨーグルトの味はほとんど残りません)
色々とアレンジしてお試しください!

 




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