自分の脳をダマして自分の体を動かす方法

怠け者必読

急に怪しいタイトルの記事で申し訳ありません。
※ちなみにこのブログは自己啓発系ではありません(ゆるめの何でもブログです)。

めんどくさがりやのあなたへ

めんどくさがり屋で飽きっぽい「私」という人間と40年近く付き合ってきて、そんな自分をコントロールするためのいくつかのコツを心得てきましたので、突然ですがちょっとコラム的に、備忘録としてここに記しておこうと思います。
なおこれらの方法はあくまで私が実体験に基づいて習得したものであり、科学的な根拠やソースがありません。
人によってはまったく効果が無いという事もあると思いますので、それらを踏まえたうえで、ちょっとヒマだなという方はどうぞ読んでいただいて、もし何かの折にはトライしてみてください(その際は自己責任でお願いします)。

自分の脳をダマす

私はとてもめんどくさがり屋です。お風呂に入るのも毎日「めんどくさい」と思うし、髪の毛を乾かすのも「めんどくさい」し、朝起きるのも「めんどくさい」。
そんな人一倍だらけたい、めんどくさいと感じる私がやっているライフハックをご紹介します。

少しだけ猶予のある時間を自分に決めてあげる

たとえば、「誰とも約束していないけどどこかに行こうとしている時」に、『そろそろ出かける準備をしないとな~…』とは思いつつ、なかなか腰が重くて動けないということはありませんか?ありますよね?(そんなこと無いよという方、もうこの記事は読まなくてO・K!)

そんな時は、「少しだけ自分に猶予のある時間を決めてあげる」という方法がおすすめです。
例えば『そろそろ出かける準備をしないとな~…』と思った瞬間が2時半だったとしたら、『じゃあ2時45分に出よう』と決めてあげるのです。
その15分って何…?と思われた方もいることでしょう。心の準備をする時間です。自分の心を甘やかしてあげるのです。
『あと5分はこのままゆっくりしてていいよ。でも5分経ったらちょっと準備始めて、45分には出ようか。そしたら偉いよ』
友人がそんなふうに優しく接してくれたら『わかった~』っと、素直な気持ちになりませんか?(ならない?)
うまく言えませんが、自分の中に優しくてしっかりものの自分を設定して、グータラの自分をちょっと甘やかしつつ、優しく励ましてあげる感じです。



簡単なステップを作って、それだけやる

これまた甘やかし系かもしれませんが。
たとえば「お風呂に入らないといけないけど、めんどくさい」というシチュエーションがあるとするじゃないですか。(え?ない?…帰って!
そういう時は、とりあえずお風呂に入るというミッションは諦めます。
そしてもっと簡単なステップを作って、それだけクリアすれば、とりあえずOKということにしてあげます。

お風呂の例で言うと、
「着替えの服を出して、脱衣所にセッティングする」
「まずはお風呂場の窓だけ閉めておく」
「給湯器のスイッチだけ入れておく」
とこんな感じでしょうか。
おいおい、いい加減にしろよと思われた方もいるかもしれませんね(私はグータラ準一級なのです)。
でも不思議なもので、実際には、これらの小さいステップをひとつをクリアできると、『仕方がないな、入ってやるか(風呂に)。』という気持ちになります。
物事を始める時のストレスって、最初の一歩が一番大きいんですよね。
車でも、エンジンがかかるまでが一番動力を必要としますが、一度エンジンがかかってしまえば、あとは慣性の法則で、抵抗が無い限り「動」の状態を保とうとしますよね。
人間もそれと同じで、変化する時が一番ストレスでエネルギーを必要とする気がします。

そして行動を妨げるのは自分の気持ちです。
「今ゆっくりしたい気持ちだから動きたくないなあ…」
「お風呂に入るということは、生産性がなく、意外性も面白味も無いよなあ…」
「お風呂は他者への義務であり、それを果たさねばならないというプレッシャーがストレスだなあ…」
「そしてそれをパッとできない自分は、だらしないし、汚れてもいるし、臭いも気になるし、なんだか情けない存在だなあ…」
人間という生き物は、お風呂に入るというたった15分の(本来)簡単なミッションを、思考の中においてかくも困難なプロジェクトに仕立ててしまうのです。

その負のループに巻き込まれると、自分の意志の力でそこから抜け出すのは困難です。
そんな時は、考えるのをやめましょう。
風呂に入るというミッションを一度捨て、風呂の窓を閉めるというもっと簡単なミッションに意識をシフトするのです。

まとめ

…他にもあるのですが、長くなってきてしまったので、今回はとりあえずこの辺で。
気が向いたらまたいつか続きを書きます。
めんどくさがり屋またはグータラで腰が重い方、

少しだけ猶予のある時間を自分に決めてあげる
簡単なステップを作って、それだけやる

ぜひお試しください。
コツは、色々深く考えずに、自分の意識よりも体を動かすようにコントロールすることだと思います。
それではおやすみなさい。



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